証拠カメラ

入居時・退去時の写真証拠の撮り方 | 原状回復トラブルを防ぐチェックリスト

賃貸物件の入居時・退去時に、傷・汚れ・設備不良をどう撮影して残すべきかを解説します。退去立会い、敷金返還、原状回復費用のトラブルに備えるための実用ガイドです。

Kiroku編集部公開日: 2026年5月18日最終更新: 2026年5月18日約11分
3回
撮影すべきタイミング

入居直後、退去前、立会い直前の3回に分けると比較しやすいです。

2枚
傷1か所ごとの基本

部屋内の位置が分かる引き写真と、状態が分かる近接写真をセットにします。

1本
退去時の通し動画

玄関から順番に回る動画を1本残すと、部屋全体の流れを説明しやすくなります。

Kiroku編集部

この記事は一般的な情報提供を目的としたもので、個別案件に対する法的助言ではありません。実際の交渉、請求、提出方法は、管理会社、保険会社、専門家、弁護士などに確認してください。

先に結論
  • 入居日は荷物を入れる前に、部屋全体と傷の近接写真をセットで撮る
  • 退去日は掃除後、立会い前、鍵返却前の状態を動画でも残す
  • 傷だけでなく、エアコン、給湯器、換気扇、水回り、窓、鍵、メーターも撮影する
  • 写真の明るさ、距離、向きがバラバラだと比較しにくいので、部屋ごとに順番を決める
  • 撮影日時とサーバー受信日時が内部記録として残る形にして、あとから説明できる状態にする

賃貸の入居時・退去時は、あとから『最初からあった傷か』『通常損耗か』『退去時に増えた傷か』が争点になりやすい場面です。部屋全体、傷の近接、設備、メーター、鍵、書類を、撮影時点とサーバー受信時点が残る形で保管しておくと、管理会社や貸主との説明がしやすくなります。

賃貸物件のトラブルで多いのが、入居時にはすでにあった傷や汚れを、退去時に入居者の責任として扱われるケースです。床のへこみ、壁紙の汚れ、ドア枠の傷、浴室のカビ、設備の動作不良などは、数か月後や数年後に記憶だけで説明するのが難しくなります。

そこで重要なのが、入居した日、退去する日、立会いの前後に、客観的に見返せる形で写真・動画を残しておくことです。普通のカメラロールに保存するだけでも初動としては役立ちますが、証拠として使う可能性があるなら、撮影後すぐにサーバーへ保存し、後から編集しにくい形で保管する方が安心です。

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なぜ入居時の写真が重要なのか

先に答え

入居時の写真は、退去時に『この傷は入居前からあった』と説明するための出発点になります。

賃貸の原状回復では、入居者がすべての傷や汚れを負担するわけではありません。通常の生活で生じる損耗、経年変化、入居前から存在した傷などは、事実関係を分けて考える必要があります。

しかし、退去時に初めて傷を指摘されると、入居者側も管理会社側も、いつ発生したものかを記憶で争うことになります。写真があれば、少なくとも『その時点で存在していたか』を確認する材料になります。

  • 床、壁、天井、建具、窓、収納、ベランダを部屋ごとに撮る
  • 傷や汚れは、部屋全体の位置が分かる写真と近接写真を両方残す
  • 設備不良は、スイッチ操作や水漏れの様子が分かる短い動画も残す
  • 管理会社へ送ったメールや点検表も別途保管する
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入居時に撮るべき場所チェックリスト

先に答え

荷物を入れる前に、玄関から時計回りで同じ順番に撮影すると抜け漏れが減ります。

入居後に家具を置いてしまうと、床や壁の傷が隠れます。できれば鍵を受け取った当日、家具や段ボールを入れる前に撮影してください。

撮影のコツは、部屋を一筆書きのように回ることです。玄関、廊下、洗面、浴室、トイレ、キッチン、リビング、各部屋、収納、ベランダという順番を固定すると、あとで見返すときにも探しやすくなります。

  • 玄関ドア、鍵、ドアチェーン、郵便受け、インターホン
  • 床のへこみ、フローリングの剥がれ、カーペットの染み
  • 壁紙の破れ、画びょう跡、家具跡、日焼け、カビ
  • 窓、網戸、サッシ、結露跡、カーテンレール
  • キッチンの焦げ、換気扇、シンク下、水漏れ跡
  • 浴室、洗面、トイレのカビ、割れ、排水、換気扇
  • エアコン、給湯器、照明、コンセント、ブレーカー
  • ベランダ、物干し、排水溝、室外機まわり
Evidence Camera

あとから説明できる写真・動画を残すなら

Evidence Cameraは、撮影した写真・動画をそのままサーバーへ保存します。撮影日時、受信日時、ハッシュを保持し、必要な記録だけをあとから共有できます。

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退去時・退去立会い前に撮るべきもの

先に答え

退去時は、掃除後の状態と、鍵を返す直前の状態を残しておくのが実用的です。

退去時は、荷物を出した直後、掃除後、立会い前の状態を残します。特に、退去立会いで指摘されそうな箇所は、部屋全体と近接の両方を撮ってください。

動画も有効です。玄関から入り、各部屋をゆっくり回り、床、壁、天井、水回り、収納を順番に写すだけで、部屋全体の状態を説明しやすくなります。

簡単4ステップ
1
1. 荷物をすべて出した直後に撮る

家具で隠れていた床や壁を確認し、目立つ傷がある場合は位置が分かる写真と近接写真を残します。

2
2. 掃除後に部屋全体を撮る

床、壁、水回り、収納、ベランダを、入居時と同じ順番で撮ると比較しやすくなります。

3
3. 退去立会い前に通し動画を撮る

玄関から各部屋を回り、最後に鍵、メーター、ポスト、室外機なども写します。

4
4. 指摘箇所はその場で追加撮影する

立会いで指摘された箇所は、指摘直後にもう一度撮影して、何を問題にされたのか分かるようにします。

4

証拠写真として見やすく撮るコツ

先に答え

『どこにある傷か』と『どんな状態か』の両方が分かる写真を残すのが基本です。

傷の近接写真だけでは、部屋のどこを撮ったのか分からなくなることがあります。逆に、部屋全体の写真だけでは、傷の深さや汚れの程度が分かりません。必ずセットで撮るのがコツです。

暗い部屋では、窓を開ける、照明をつける、同じ角度から複数枚撮るなどして、状態が読み取れる写真にします。ブレやピンぼけは後から取り返しがつきません。

  • 傷1か所につき、引き写真、近接写真、角度違いの3枚を基本にする
  • 大きさが分かるように、メジャーや硬貨を横に置く
  • 水漏れや異音は写真だけでなく動画も残す
  • 窓際や浴室など暗くなりやすい場所は、露出を上げて撮る
  • 部屋名や箇所名をファイル名やメモに入れると後で探しやすい
普通のカメラロールだけに置かない

スマホ内だけに保存していると、削除、機種変更、バックアップ失敗で失う可能性があります。重要な撮影は、撮った直後にサーバーへ保存される仕組みを使うと安心です。

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Evidence Cameraで残す場合の流れ

先に答え

Evidence Cameraでは、撮影した写真や動画をそのまま保存し、撮影日時、サーバー受信日時、ハッシュを内部記録として保持します。

賃貸トラブルでは、後から写真を選んでアップロードするより、撮影したものがそのままサーバーへ保存される方が説明しやすくなります。画面に細かな技術情報を並べる必要はありませんが、必要なときに説明できる内部記録を残すことが大切です。

撮影後は、部屋ごとにコレクションを分けておくと管理しやすくなります。たとえば『2026年5月 入居時』『2028年3月 退去時』のように時点ごとに整理します。

簡単4ステップ
1
1. コレクションを作る

物件名、部屋番号、入居日や退去日が分かる名前にします。個人情報を入れすぎないよう注意してください。

2
2. 部屋ごとに順番を決めて撮る

玄関から時計回りに撮るなど、同じ順番で撮影すると後から比較しやすくなります。

3
3. 傷は引きと寄りで残す

部屋全体の中での位置と、傷の状態が分かる近接写真をセットにします。

4
4. 共有が必要なものだけリンクを作る

管理会社や専門家へ見せる必要がある場合だけ、対象の証拠を共有します。

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よくある失敗

先に答え

撮影しているつもりでも、あとで見返すと使いにくい写真になっていることがあります。証拠撮影では、きれいな写真よりも、説明しやすい写真を優先してください。

  • 近接写真だけで、部屋のどこか分からない
  • 暗くて傷の状態が読めない
  • 入居時は撮ったが、退去時に同じ角度で撮っていない
  • LINEやメールで送った写真だけが残り、元データを失った
  • 撮影日が曖昧で、いつの状態か説明できない

まとめ

賃貸の入居時・退去時は、あとから『最初からあった傷か』『通常損耗か』『退去時に増えた傷か』が争点になりやすい場面です。部屋全体、傷の近接、設備、メーター、鍵、書類を、撮影時点とサーバー受信時点が残る形で保管しておくと、管理会社や貸主との説明がしやすくなります。

この記事の作り手
Kiroku編集部
保存実務と公開ページ保全を扱う編集チーム

Kiroku編集部は、公開ウェブページの保存、変更監視、証拠保全ワークフローを継続的に検証しながら、実務で使える保存ガイドを制作しています。

主な領域

  • 公開ウェブページの保存実務
  • X投稿とウェブページの証拠保全
  • URL監視と変更履歴の整理
  • AI検索と構造化データの実装設計

調査・更新方針

  • 一次情報を優先し、公式ドキュメント、政府・公的機関、プラットフォームのヘルプ、プロダクト実測をもとに記述します。
  • 保存フローや取得仕様に変更があった場合は、本文と更新日を見直します。
  • Kirokuの挙動説明は、実際の保存テストまたはコード上の実装確認を前提にしています。
  • 法的判断や個別案件の助言は行わず、必要に応じて専門家への確認を前提に案内します。

よくある質問

入居時の写真は何枚くらい撮ればいいですか?

部屋の広さにもよりますが、1Kでも50枚以上になることは珍しくありません。枚数を減らすより、部屋全体、床、壁、水回り、設備、傷の近接を漏れなく撮ることを優先してください。

動画も撮った方がいいですか?

はい。写真は細部の確認に向いており、動画は部屋全体の流れや位置関係を説明するのに向いています。退去時は通し動画を1本残しておくと便利です。

写真だけで原状回復費用を必ず回避できますか?

写真があれば必ず費用を回避できるわけではありません。ただし、いつどのような状態だったかを説明する材料になります。個別の負担判断は契約内容、使用状況、経年劣化、専門家の判断によって変わります。

管理会社に送る前に何を確認すべきですか?

物件名、部屋番号、個人情報、他人の顔、郵便物など、不要な情報が写っていないか確認してください。必要な写真だけを共有し、元データは自分でも保存しておくのが安全です。

参考資料

入居時・退去時の状態を、その場で保存する

Evidence Cameraは、撮影した写真や動画をそのままサーバーへ保存します。あとから説明しやすいよう、撮影日時、サーバー受信日時、ハッシュを内部記録として保持しながら整理できます。

登録に必要なのはメールアドレスだけです。撮影した写真・動画は、あとから必要な記録だけ共有できます。